私はビビりです。
いつも先立つ恐怖にビビってます。
ビビっているからこそしっかり準備をするし、他の人の何倍も勉強や予習をします。
昔は場当たりの方が断然得意だったのですが、一度心を病んでからはあまり場当たり的な対応が得意ではなくなってしまい、予期しないことに動揺しやすくなりました。
それでも今は今なりに対応方法を身につけて準備をしっかりすることで自己肯定感を高めてうまく自分と付き合って今の仕事をこなしてます。それでも先立つ恐怖はたくさん降りかかってきます。
それでは「先立つ恐怖」をどのようにコントロールすると良いのでしょうか。今日はそんなヒントをいくつかご紹介できればと思います。
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先立つ恐怖を生み出しているのは潜在意識
「こうなったらどうしよう・・・」という不安はなかなか消えません。
- 初対面が苦手なのに新しい人と面会しないといけない。上司もいないし1対1は緊張する。
- 汗かきだから今度のプレゼンで大汗を書いて相手に不快な思いをさせてしまう。嫌な思いをさせたらどうしよう。
- 車の運転が本当に苦手。ぶつけたらどうしよう。一緒に乗っている人を怪我させたり入院させたらどうしよう。
- 海外出張、海外旅行で緊張。すられたり、銃を突き付けられたらどうしよう。飛行機が落ちたらどうしよう。トラブルに巻き込まれたらどうしよう。
- いよいよ結婚式。失敗したらどうしよう。スピーチもミスったらどうしよう。転んだらどうしよう。相手の家族にどう見られているだろう。
などなどこんな感じで「恐怖」というものは人それぞれありますよね。
まず最初に覚えておくべきな点が一つあります。
恐怖というのはこれから起こることに対してもつ感情なわけですので、未来に対する恐怖、「もし起こったらどうしよう」とうい感情なわけです。
それは「変わりたくない」という潜在意識
ではどういった潜在意識だといえるでしょうか。
一言でいうとこういう潜在意識といえます。
未来に対して抱いている感情が潜在意識ですが、それはどういった潜在意識か?という点については、「とにかく現状維持をしたい、変わりたくないという潜在意識」だといえます。
「今いるところから変わりたくない、慣れた環境から変わりたくない」というように脳に刷り込まれてある意味で勝手に自分にインストールされて植え込まれた感情といいうことがいえます。
潜在意識というのは本来的に「恐怖」を感じさせて、それをしないように仕向けるためのとても大切な感情です。
例えば太古の時代。暗闇に恐怖を感じるのはそこには自分を狙う大きなライオンなどの肉食動物が潜んでいる可能性が高いからということが言えるのではないでしょうか。
自分の生命が脅かされるのですから恐怖を感じない方が危ないわけです。
私たちにはこういった恐怖心が心に受け付けられています。
恐怖心を感じるのは「やり遂げられるから」
そんなやっかいな恐怖心嫌ですよね。
何か苦手なことや嫌なことに遭遇したり、やらないといけない環境に置かれると脳が勝手に自分を洗脳してくるわけです。
(脳)「やめときましょうよ~あぶないですよ~いつものようにやらない方がいいですよ~」
こんな感じで私たちの足を重くさせるわけです。
では恐怖心は本当にワルモノでしかないのでしょうか。原始時代の命のかかった環境とは違う現代で、必要以上に恐怖心を感じてしまう必要があるのでしょうか。潜在意識のブレーキが不安や恐怖ということであればそういったものは払しょくすることはできないのでしょうか?
一つだけ絶対覚えておいていただきたいのは以下の点です。
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どういう意味???という感じだと思いますが、
ようするに「できたら今までのルーティンと変わってしまうから潜在意識が現状維持するために恐怖感を生み出してる」ということだとすれば、「変えることができるから」恐怖を感じているということです。
ある意味で恐怖を感じるということは「やろうと思えばやり遂げられる」というサインでもあるわけです。
もし現状維持をするのが潜在意識の仕事だとしたら、どうせ失敗することに対して恐怖は働かないわけです。恐怖が働くのはそれを成し遂げられると潜在意識はわかってるから働くということです。
いかがでしょう。
ちょっとポジティブになれるのではないでしょうか。
実際にやってみたらそれをできるからこそ、脳が「今から変わってしまう恐怖心」を“勝手に”抱いて恐怖を私たちに伝えてきているわけです。
なので、恐怖を感じたら「実はこれは自分にできることなのかもしれない」と思ってみてはいかがでしょうか。
恐怖を感じてるってことはまだまだ余裕ということ
結論として、恐怖を感じてビビってしまうのは止めようがありません。なので恐怖を感じたときに「おっ、自分これ出来る」と思ってみることが克服法です。正確には恐怖を消していないので「克服法」というのはおおげさですね・・・。
さらに恐怖を感じたあともっと具体的な計画を立てるといった具体的なことを考えてみることをお薦めします。
今戦場で殺される。こういった目の前にある本当の恐怖とは私たちが先んじで感じている恐怖は違います。
「こうなったらどうしよう」という恐怖は持つ必要は本来はありません。ある意味で差し迫った目の前の恐怖ではないので恐怖を感じるくらい余裕があるということです。
逆をいうとほんとに動いていないのかもしれません。めちゃくちゃ動いていたらそんな気にしてられません。
失敗を想像したら失敗する感情も沸き起こってきます。そしてまた潜在意識がブレーキをかけてくる。この恐怖心のスパイラルがグルグル回るわけです。
恐怖を感じたらまだ余裕だということです。
自分は「それができるから」恐怖を感じている。
そう思って一歩ずつ前にすすで行ければいいですね。
私も頑張ります。
Keiky.