禅語に触れる

孤独と孤立から抜け出そう「開門福寿多」禅語

会社や学校で孤独。孤立。

特に人と群れるのが好きじゃない。

一人でいるのが好き。ワイワイやるのがうざい。ほっておいてほしい。

一人が楽。

そう思っていても寂しさを感じる。もっと人と交流すればよかったと後で思うことがある。

そんなときの思い出してほしい禅の言葉をご紹介します。

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開門福寿多:読み方と意味

ちょっと読み方がわからないかもしれませんが、とても素敵な大切な禅語があります。

開門福寿多

読み方:もんをひらけばふくじゅおおし

意味:門を開けば福がたくさん入ってくる

開門福寿多(もんをひらけばふくじゅおおし)という言葉の「門」とはどんな門なのでしょうか。

それは心の門です。

しかもしれは相手ではなく、「自分」の心の門です。

自分の心の門を開けば、おのずと福が入ってくるという禅の言葉です。

心を開く難しさ

弱い部分を出せない。

嘘をついてしまう。

ちんけなプライドで格好つけてしまう。

見栄を張ってしまう。

人間なんてそんなものかもしれません。

特に深い人間関係だとこの傾向は強まります。本音の自分をカップル同士で見せられない。会社でも同僚に素直になれない。なめられると思って強がってしまう。

そして結局心を閉ざしてしまいます。

自分の心をひらくこと。

人に心を開いてほしい、人に認められない、仲間に入れてほしい、どうも自分がハブられていると思ったらまず自分から開示することが大切です。

見栄を張らず、ありのままで心を開く。そんなことが大切です。

ダサいところを見られたくないとプライドが邪魔をするでしょうが、相手はあなたのダサいところ、弱いところを見れば、むしろ好きになります。人間らしくてホッとするかもしれません。前よりも身近な存在に感じることができます。「ああ、この人も人間なんだなあ」と思ってもらえます。

だから無理をしたり嘘をつかないでください。

お互いに助けたり助けられたり、感謝したりするのが人間関係です。

まずは自分の心を開くこと。

自分がどう思っているのか伝えること。

そこから福が舞い込んできます。