働き方 | キャリア

キャリアを描けなくてもいいけど、準備ができていることが大切

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自分のキャリアをどうとらえていくか

割と長い期間働いているとキャリアデザインとか、スキルアップとかいろいろな仕事に関して考えるきっかけが出てきます。会社や仕事に疑問を思ったり、輝いている同僚などを見て自分と比較してしまった場合、自分はどういった仕事を今後していくのだろうと未来が不安になってしまったり焦ってしまうことというのは一定のリズムで時々訪れる。

もう絶対今の場所が嫌だとなればとにかく脱出するために転職をしたりいったん退職するというのは有効な手段で、本当に我慢ができなかったり精神を病むくらいであれば外に出られる可能性がある、何等かの仕事はあるから思いつめなくてもよいと思わなければなりません。

一方でまだ迷いがあるというのが大半の人の状況といえます。わたしももちろん常にこの状態で、特に最近会社に対して疑問や不満や徒労感が強まっていることから、外に出てチャンレンジすべきか、ある程度の会社の中では特異的なキャリアを幸い歩むことができたので今のまま耐えて我慢していくのかというのはなかなか判断がつかないものです。

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転職活動をしてみたものの、なかなかいい転職先が出てこないとか、受けてみたけどなかなか受からず落ちてしまうという人も多いかもしれません、わたしは昨年転職活動をしてエージェントなどに会ってみたもののなかなか企業分析などを進めていく中で焦ってまで転職はしないという結論付けを行いました。もちろん今でも探していますが、良い縁があれば飛び乗れる準備をしておくことだけはやっているような状況です。

このように、なかなか見えない未来に対して意思決定をしていくわけですので、ある意味でキャリアを決め切ることなどできないという方が正しいかもしれません。今の自分にとって大切なことをしっかりと意識をしながら、本当に転職すべきかとか、転職しなくても今の会社でどういったキャリアを築いていくかということを考えておくことは大切だと思っています。

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そんな悩み多き自分のキャリアですが、キャリアの節目というのは2つの影響を受けて変わっていくものだといわれています。後で振り返ってみてあれば節目だったと思えれば良いですし、ちょうど変化が起きているときに「これは節目かも」と意識して思うとキャリアが変わってくる可能性があります。

自分が作り出す変化

まず1つ目は自ら作り出す変化によって、ある意味で強制的にキャリアに変化を起こすというのが一つ目の節目になります。キャリアは航海のようなものなので、自分の行動や努力で起こせそうな変化というのはあるものです

例えばですが、自分が意識的に起こす節目としては自己啓発活動、大失敗する、成功する、異動希望を出す、転職する、新事業の提案をする、留学する、起業する、移住するといったことがあげられます。

外部の力によっておこる偶発的な変化

2つ目の変化というのは外部から持たされれる変化です。自分が意図していなくても自分の周りの環境が変わることで、自分のキャリアも突然の節目を迎えるような変化をさします。例えばですが、上司が変わる、担当業務が変わる、異動する、、転勤する、昇格する、賞罰を受ける、事故を起こす、健康を害するなどなど、自分が望んでいるかどうかにはかからず強制的におこるイベントによってキャリが変わるというものがあります。

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このように見ていくと、自分で起こしていく行動や変化でキャリアの節目を作っていくことと、何等かの周りからの影響によって自分のキャリアが強制的に変わるという2つがあります。人生は完全に運かというとそうでもなく、運に影響を与える行動というのがある程度取れるということをこの2つの見方は教えてくれます。

自分の行動を自分が好きな仕事の方に寄せていけばそちらから仕事を増やしていったり自分の特徴や専門性をもつこともしやすくなります。また、一見偶然の外部変化によってもたらされてもののように見えても、その変化をつかみ取るための準備が整っているかどうかで結果が大きく左右されることもあります。

そう考えると、常に変われる準備はしながら今の仕事に打ち込むという両面が重要だということになります。とはいえ、仕事に冷めてしまって今に仕事に身が入らないということもありますし、両方をバランスよくやっていくというのは確かに難しいところがあります。とりあえず色々な情報にアンテナを張っておいて、少し自分を俯瞰してみるようなクセをつけていくところからはじめていくことをわたしは同僚などに勧めています。

そんなことをいっているわたしもいまだに自分のキャリアに悩んでいますので、自分のキャリアの悩みというのは解決するものではなく、一生付き合っていくものだと思っておくと良いかもしれません。

皆さん一人ひとりのキャリアが幸せなものになりますように。

Keiky.