会社の悩み

陰口から距離を置かないと毒される

噂話や誰かの悪口をその人がいないところでしたり、自分が言っていなくても誰かがそういった話をふってくることがあります。そういった陰でおこなう陰口というのはなるべく言わないようにしています。

「~さんって~だよね」「あいつありえない」「~さんって噂では~らしいよ」ということをいったり聞いたりすると心が痛んでいくと思っています。そういったマイナスの感情に引っ張られないように気を付けていることが二つあります。

—— 〻 ——

一つは「~さん”は”そう思うんですね」とそれを言っている本人に共感しないようにするのが一つの手段としてあります。それはわたしの感情ではなくてあなたはそう思うというところで線引きをした形で聞くというものです。

自分が立場が上だったり気にする必要がない相手であれば自分が去ればよいですが、そううまくはいかない相手もいるので心の中で線引きして実際のリアクションもそういった距離のあるリアクションをするようにしています。

それでつまらないヤツと思われても仕方がないと思うようにしています。その人の感情に左右される必要はないのですから。

二つ目は「~というときは良い人なんですけどね」というような反応をして良い面もあるよねということを返答するようにしています。

だいたいそんな時は相手は「まあ確かにね~」とちょっと毒々しい話がカフェラテくらいには薄まるのを感じることが多いです。

本人の人格は否定せず、あくまでやっていることに対する批判や意見であればいいとわたしはおもっているので、その場にいない人の人格を否定するような陰口にならないように会話を誘導していくような対応をとるようにしています。

ほめていると「あいつの肩をもつのか」と思われるときはそのディスられている人と同じような自分の点をエピソードとして話すことも実は有効です。ぼくも「~なところがあるですよ」ということで相手は口では「おまえとあいつは違う」というとは思いますが心のどこかで冷静さを少し取り戻す傾向がよく見受けられます。

もちろん誰かの不幸の話や悪口というのは盛り上がりますし、なんというか”蜜の味”という感じがあります。それでもあまり陰口というのはその場では盛り上がりますが、あまり気持ちの良いものではありません。なんというか後味が悪いというか、前向きな気持ちにはならないのは確かです。

実は上記に書いたような2つのかわし方を覚えておいて陰口を言わないようにしておくと物事を多面的にみる力がついたり、自分のメンタルをうまくコントロールできるようになるのでいつも意識するようにしています。

—— 〻 ——

例えば誰かの陰口を言っている話を聞くと「自分も陰で彼(彼女)にどんな風に言われているのだろう」と気になることがあります。今は仲が良かったりお互い害がないと思っているのでその相手も陰口を言ってくるわけですが、自分がいないときに実は自分についても陰口を言われている可能性があると思ってしまいます。

それよりも誰にでもいい面・悪い面があるという前提にたって話しているような人や、ある人に対して苦言や文句を言っている場合でもその本人の人格ではなく行動に対して意識して言っているということが分かれば陰口とはとらえられず、周りからも建設的な意見としてとらえられます。

逆にダラダラと裏で陰口をいっているようでは論理的ではないとみられてしまったり、組織で働くのには向いていないと思われてしまう場合もあるので気を付けた方が良いかもしれません。もっとも、組織全体である人を馬鹿にしたりいじめるような組織にいて逆らえないとしたらそんな組織はオサラバしてしまうのが良いと自分では思うようにしています。

—— 〻 ——

陰口を言っている人とは心理的な距離を置き自分と分けること。そしてその陰口を言われている人の否定しようがない良い面をいったり自分も陰口を言われている人と同じような面があるという話をすることで悪い空気が自分の中に入り込んでくるのをある程度抑えてくれます。

逆に自分が陰口を言っていて止まらなくなってしまったり、気持ちよくなってしまったときはどうしたらよいでしょうか。

わたしは個人的に「時間を無駄遣いしている」と自分に言い聞かせるようにして、頭の中にあふれてくる陰口の雲を消すようなイメージをもって冷静な気持ちにもっていくようにしていることが多いです。。不平不満は生産性が悪くて何も生まないということを意識して

感情を修正することも大切です。

見なくていいものは見ないなど距離を置いたりすることも大切です。

Keiky.